世界遺産に登録されるほど、珍しい合掌造りの集落がある白川郷と五箇山。
せっかく行くなら両方みたい!と思っている方のために、私が実際に行ったときの経験をお伝えします。
目次
違いは何?白川郷と五箇山の基本情報
白川郷と五箇山は両方とも合掌造りの集落がある世界遺産です。
違いを言うのであれば、白川郷の方が観光地化していて、より多くの人で混雑していました。
より詳しいことは以下で説明します。
白川郷の基本情報
白川郷は岐阜県大野郡白川村にある合掌造りの集落です。
合掌造りの家は茅葺きの屋根が特徴ですが、日本のいろいろな地方でその土地にあうようにアレンジがされています。
白川郷では積雪量が多いため、急勾配の屋根をもつ切妻合掌造りが見られます。
1995年に世界文化遺産として登録されたこともあり、多くの外国人にも訪問されています。
実際私が行った時は、半分くらいの観光客は外国人という印象でした。
行き方などの詳しい情報はぜひ公式サイトをご参照ください。
五箇山の基本情報
五箇山は富山県にある40もの小さい集落で構成されていて、そのうち2つの集落(菅沼と相倉)が世界遺産に登録されています。
白川郷を大規模の合掌造り集落とすれば、相倉が中規模で、菅沼が小規模と表現できるでしょう。(公式サイトより)
合掌造りの家が相倉集落で20軒、菅沼集落で9軒あります。
同じ合掌造りとはいえど、五箇山のは白川郷と土間の取り方や入口の位置が違うそうです。(公式サイトより)
白川郷よりも観光客が少なめで、のんびりと周ることができました。
白川郷と五箇山を両方周る所要時間
白川郷と五箇山の両方を周りたい場合は、自分の好きな時間に行動できるため、車で行くことがおすすめです。
白川郷と五箇山間の移動時間も含めて、所要時間は合計6時間ほどかかりました。
冬で日が沈むのも早かったため、五箇山は菅沼集落しか周ることができませんでした。
タイムラインとしては以下の通りでした:
10:00-14:00 白川郷
14:00-14:40 車で移動
14:40-16:00 五箇山菅沼集落
ぜひご参考にしてみてください。
白川郷おすすめスポット
白川郷で私が特に好きだったスポットを紹介します。
展望台スポット
白川郷を一望できる展望スポットは絶対に行くべき場所のひとつです。
合掌造りの家が集まった白川郷を風景として堪能することができます。
私は冬(1月)に行きましたが、雪で真っ白に染まる白川郷は幻想的で素敵でした。
展望スポットにはお土産屋さんもあるので、寒い場合はそこで買い物しながら暖をとりましょう。
展望スポットへの行き方
展望スポットには徒歩かバスで行けます。
徒歩の場合は坂を登らないといけないので、体力に自信がない人や、歩きにくい靴(ヒールなど)を履いてる人は避けるべきでしょう。
一方、バスは片道200円で、20分おき出ています。
私が乗った10:20のバスは満員で、ぎゅーぎゅーでしたので、5分前くらいにバス停行くのがいいでしょう。
バス停の場所はこちらです(公式サイト参照):
私のように、辛い上りはバスで、楽なくだりは徒歩で行くのもありです!
カフェ落人
休憩したい時のおすすめカフェは断然ここです!
合掌造りの家で和を感じられながらも、色々な柄のマグカップに包まれたかわいい洋の空間でもあります。
ホットドリンクを頼めば、なんと飾られているマグカップから好きなものを選んで注いでもらえるんです!
粋なサービスですよね!
しかも目玉のデザートといえばぜんざい!
真ん中にある囲炉裏でぜんざいが作られていて、なんと一度頼めば食べ放題!
寒い冬に訪問した時には本当に温まります。
ちなみにメニューはこんな感じでした〜。
五箇山の菅沼集落おすすめスポット
1日で白川郷と五箇山を両方周ろうとした結果、五箇山では菅沼合掌造り集落しか訪問できませんでした。
しかし、そこで特に楽しい時間を過ごすことができたスポットを紹介します。
茶処掌(てのひら)
綺麗な店内で、ゆっくりと静かに休憩できるのがこちらの茶処掌です。
やはり都会の喧騒を離れた静かな時間を過ごせるのが五箇山の何よりも魅力です。
休憩がてらゆっくりとコーヒー・紅茶を飲みながら、ケーキを食べましょう!
塩硝の館
合掌造りの家で塩硝と呼ばれる火薬を作っていたと知っていましたか?
作る工程から出荷する工程までを紹介しているのが塩硝の館です。
こじんまりとしていますが、情報量はとても多い!
こんなにもすぐ燃えそうな合掌造りの家で火薬を作っていたことに、私はびっくりしました。
物がどのようにできているのかに興味がある方にはおすすめ!
白川郷から近い宿:湯の里
白川郷と五箇山を両方訪れる場合は、白川郷または五箇山の近くに宿泊するのが合理的でしょう。
私が泊まったのは、白川郷から車で15分くらいのお宿「湯の里」でした。
こちらに決めた条件は以下の通りです:
①駐車場があること
②白川郷まで車で15分以内で行けるところ
③飛騨牛が食べられるところ
④温泉に入れること
結果的に、宿は大正解でした!!
何よりもこの美しいご飯をみてください!
彩が綺麗な前菜と、高級な飛騨牛のすき焼き!
そしてお代わりし放題のご飯!!!
これだけのご飯が食べられて、しかも温泉は家族風呂式なので貸切!
さらに、こちらの宿にはペットと一緒に泊まることができる部屋があります。
(実はペット飼っていないのですが、部屋の空き状況の都合でペット用の部屋を予約しました。)
これから白川郷に行くという方は、ぜひこちらのお宿も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
白川郷と五箇山世界遺産に登録されている合掌造りの集落で、両方とも1日あれば車で周ることができます。
冬は日が短いため、白川郷を早めに切り上げるか、五箇山の2つある集落のうちの1つだけを観光するのが時間的に限界でしょう。
みーことして特におすすめしたいのは、お昼はより食べ物のチョイスが多い白川郷(特にカフェ落人)で食べること。
そしてそのあとに、観光客が少なくてより静かでのんびりな時間が過ごせる五箇山の菅沼集落を訪問することがおすすめです。
のんびりできる場所で本当におすすめな場所として妻籠宿という宿場町もありますので、ぜひこの記事も参考にしてください。
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