「奥大井湖上駅 展望台へはどうやって行くの?」「奥大井湖上駅 展望台の行き方で、一番わかりやすいルートは?」
そんな方に、最初に結論をまとめます。
奥大井湖上駅の展望所へ行く代表的な方法は2つ:
- 大井川鐵道井川線(南アルプスあぷとライン)で奥大井湖上駅まで行き、駅から歩く方法
- 車で奥大井湖上駅駐車場まで行き、そこから歩く方法
以前、展望所近くまで利用できたバス停は2026年3月31日で廃止されているため、現在はどの方法でも最後は徒歩になります。
駅から展望所までは公式案内で約20〜30分、駐車場からなら約10分が目安です。
そして、この記事で特に伝えたいのが、長島公園から歩いて行く場合のルート選びです。
奥大井湖駅の駐車場は封鎖されていたため、長島公園の駐車場から展望台まで歩いて行きました。
途中で道を間違えてしまい、「これ、本当に観光地への道……?」と思うほど狭くて急な山道をハイキングする羽目になりました。
調べ直してみると、長島公園から通常の奥大井湖上駅駐車場までは、川根本町観光協会の2026年の案内で約800m。
つまり、展望台だけを目指すのであれば、基本は無理に山道へ入らず、車も通る道路を行くのが一番楽です。
目次
奥大井湖上駅と展望台はどんな場所?

湖の上に駅が浮かんでいるように見える絶景スポット
奥大井湖上駅は、静岡県川根本町にある大井川鐵道井川線の駅。
長島ダム建設による線路付け替えで誕生した駅で、接岨湖へ突き出した半島の先端にホームがあります。
その両側を「奥大井レインボーブリッジ」と呼ばれる赤い鉄橋が挟んでいるため、高台から見ると、エメラルドグリーンの湖の真ん中に駅が浮かんでいるように見えるのが最大の魅力です。
「駅」と「展望所」は別の場所

SNSなどでよく見る「赤い橋+湖+奥大井湖上駅を上から一望する写真」は、駅ホームからではなく山側の「奥大井湖上駅展望所」から撮影した景色です。
駅で降りた場合は、鉄橋横の歩行スペースと遊歩道を通り、さらに急な階段を上がって展望所へ向かいます。
大井川鐵道は約20分、川根本町は20〜30分程度と案内しています。
駅まで行ったからといって、すぐ例の絶景が見えるわけではありません。
大井川鐵道公式ページでは、展望所往復、写真撮影、駅付近での休憩まで楽しむなら、奥大井湖上駅で1時間30分〜2時間程度をひとつの目安にしています。
展望台の営業時間は?
展望所について、川根本町・大井川鐵道の案内には一般的な観光施設のような「9時〜17時」といった営業時間の記載は確認できません。
ただし、展望所は山道・急階段を歩いて行く場所です。
照明の整った街中の展望台とは違うため、日没後や早朝の暗い時間帯に歩く前提では考えない方が安全です。
列車で訪れる場合は、当然ながら列車の運行時間と予約した便に合わせる必要があります。
奥大井湖上駅 展望台への行き方|電車・バス・車を比較
電車|一番「奥大井らしさ」を楽しめるのはアプトライン
観光として一番印象に残るのは、千頭駅から大井川鐵道井川線、通称「南アルプスあぷとライン」に乗る方法です。
千頭駅から奥大井湖上駅までは約1時間10分。山の中をゆっくり進む列車そのものが観光体験になっています。
注意したいのは、2026年7月1日から井川線の運行方式が変わったこと。
現在は全列車が観光列車として運行され、原則として事前予約が必要です。
大井川鐵道公式が案内する「湖上絶景コース」は、2026年9月確認時点で大人3,500円、小児1,750円。
また、山間部ではスマートフォンの電波が届かない区間があるため、大井川鐵道は電子チケットを事前にスクリーンショット保存、または印刷しておくよう案内しています。
バス|現在は「展望所前までバス」は使えない
以前は奥大井湖上駅展望所の徒歩約2分の場所にバス停がありました。
しかし、このバス停は2026年3月31日で廃止されています。
そのため、2026年現在、「バスで展望台のすぐ近くまで行ってほとんど歩かない」というアクセス方法は基本的に使えません。
車|一番短く歩けるが、駐車場が小さい
車の場合は奥大井湖上駅駐車場を目的地にします。
川根本町観光協会の現行案内では、
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 駐車料金 | 無料 |
| 駐車可能台数 | 9台 |
| トイレ | なし |
| 所在地 | 川根本町犬間 |
| 展望所まで | 徒歩約10分が目安 |
となっています。
現在の川根本町観光協会ページは9台と掲載していますが、この駐車場は入口が非常にわかりにくいです。
県道388号から入りますが、周辺には細道が複数あります。正しい目印は、
「奥大井湖上駅駐車場」の看板+「岩瀧不動堂」です。
千頭・長島ダム側から来る場合、トンネルを出てすぐの右折路には入らず、そのまま約150m進み、駐車場看板のところを鋭角に右折します。
接岨峡温泉側から来る場合は、岩瀧不動堂の正面にあるガードレールの切れ目には入らず、約50m先にある駐車場看板から左折するのが案内されている正規ルートです。
ただし
ここから遊歩道を使って展望所まで行くと、かなり急な山道を歩くことになり、汗だくになります。
しかも
私が訪れた時は駐車場への入り口は封鎖されていて、代わりに長島公園の駐車場が案内されていました。
結果的、長島公園から歩いた方がより緩やかで歩きやすい道で展望所まで行けましたので次の章で紹介します。
長島公園から奥大井湖上駅 展望台まで歩く行き方

ここからは、今回いちばんお伝えしたかった部分です。
実は長島公園は、奥大井湖上駅へ歩いて向かう拠点としてはかなり近い場所にあります。
2026年夏、混雑対策として通常の奥大井湖上駅駐車場を閉鎖した日に、川根本町観光協会は**「800m先の長島公園」を臨時駐車場**として使用しました。
つまり、長島公園から通常駐車場までは公式案内上約800mです。
なお、この2026年の臨時駐車場措置は7月18日〜9月13日の指定日に実施されたもので、現在も常時同じ運用という意味ではありません。
将来の紅葉期や繁忙期も駐車運用が変わる可能性があるので、川根本町観光協会の最新情報を確認してください。
私が失敗した「山道ルート」
私は「長島公園駐車場から展望台まで近そうだし、歩いて行けそう」
と歩き始めました。
ところが途中で「奥大井湖駐車場」の看板につられて道を間違えてしまい、気付けばかなり狭いうえに傾斜もきつい道へ。
普通の観光散歩を想像していたのに、ほぼハイキング。
場所によっては足元に集中しないと怖いほどで、「本当にこの道で合っている?」と思いながら進むことになりました。
旅行後に公式・観光案内を照合してみると、本当はもっと後で曲がればよかったものの、手前で曲がってしまいました。
ただ、一つだけ確実に言えるのは、
「展望台へ行くために、長島公園からいきなり険しい登山道へ入る必要はない」
ということ。
ここは、同じ失敗をしてほしくないポイントです。
長島公園から歩くなら、このルートをおすすめ

安全重視なら、次のように歩きます。
長島公園を出発
↓
トンネル手前のバス駐車場までずっと車道をのぼる
↓
トンネル手前の分岐を左へ
↓
奥大井湖上駅展望所
とにかく奥大井湖駐車場の看板に惑わされるな!それより先に進め!
これは超重要ポイントです。
ちなみに奥大井湖駅と展望台の両方に行くのであれば、どう頑張っても険しい道は進むことになります。
私はあくまで展望台にしか行っていないため、上り坂ではあるものの舗装されていて歩きやすい道でした。
写真・服装・季節・安全対策|行って分かった注意点
一番の写真スポットはやっぱり展望所

奥大井湖上駅へ行ったら外せないのは、高台の展望所。
赤い奥大井レインボーブリッジ、その中央にある駅、エメラルド色の湖、周囲の山を一枚に収められます。
特に列車が奥大井湖上駅へ入ってくるタイミングを狙うと「奥大井湖上駅らしい」写真になります。

もう一つおすすめなのが、駅へ続くレインボーブリッジの歩行スペース。
電車利用なら必ず通るルートなので、展望所から見下ろした写真とは全く違う、「湖の中へ歩いていく」ような感覚を楽しめます。
奥大井湖上駅は2本の鉄橋に挟まれた半島上にあるため、この地形自体が大きな魅力です。
ベストシーズン
大井川鐵道公式のおすすめは、
5〜6月の新緑と11月の紅葉。
個人的にも、奥大井湖上駅は「湖の色+山の色」のコントラストを楽しむ場所なので、新緑や紅葉は相性抜群です。
ただし紅葉シーズンや連休は混雑しやすく、駐車場も非常に小さいため、車なら朝早めの行動がおすすめ。2026年にも混雑期には長島公園を臨時駐車場として使う交通対策が実施されています。
一方、正直天気さえ良ければいつでも綺麗に見える気もします!(結局は天気)
混雑に巻き込まれるくらいなら、ピーク時期を外した天気のいい日に行くのが一番満足度高いかもしれません。
冬は山間部のため日照時間が短くなるので、夕方ぎりぎりの徒歩観光は避け、道路状況や天候も直前に確認しておきたいところです。
おすすめの服装・持ち物
街中の観光展望台と同じ感覚で、ヒールやサンダルで行くのはおすすめできません。
私自身の道間違いの経験を踏まえると、長島公園から歩くなら最低でも、
滑りにくいスニーカー、飲み物、スマートフォン、モバイルバッテリーは持って行くのがおすすめです。
長島公園駐車場から歩く人は「800mくらいなら普通の散歩」と思いがちですが、ずっと上り坂で、歩道はありません。
間違って山道に入れば私のように一気にハイキングになるので、靴だけは軽視しない方がいいです。
バリアフリーについて
残念ながら、奥大井湖上駅展望所への徒歩ルートはバリアフリー観光地とは考えない方がよいです。
駅から展望所には急階段があり、町も歩行に不安がある方へ注意喚起しています。
一方、私が展望台を訪れた際は、ベビーカーで訪れている人とすれ違ったので、不可能ではなさそうです。
ただ、舗装はされているものの車道を歩くことになるので子供を連れて行くのは危険が伴います。十分に注意しましょう。
まとめ|奥大井湖上駅 展望台への行き方は「正しい道を知ってから」が大切
奥大井湖上駅は、写真で見るだけでも美しい場所ですが、実際に行くと、列車、赤い鉄橋、山、エメラルド色の湖が一体になった景色に圧倒されます。
ただし、「奥大井湖上駅 展望台」と検索して写真だけを見ていると、駐車場からすぐ景色が見られる観光地のように感じてしまうかもしれません。
実際には、
駅からなら徒歩約20〜30分。
駐車場からでも約10分。
そして最後には急な階段があります。
特に長島公園から歩く人に、私の失敗から一番伝えたいのは、
「細い山道を近道だと思って進まないこと」
です。
知らずに歩いた私としては、
「最初にこれを知っていたら、あの急な山道を歩かなくて済んだのに……!」
というのが正直な感想です。
とはいえ、道を間違えて苦労した分、展望所に着いた瞬間の景色は忘れられません。
これから奥大井湖上駅へ行く方は、ぜひ私の失敗を反面教師にして、歩きやすい靴と余裕のあるスケジュールで訪れてみてください。
そして時間が許すなら、展望台から写真を撮って終わりではなく、レインボーブリッジを歩き、湖の上に浮かんでいるような奥大井湖上駅そのものへ。
安全なルートを知ってから行けば、奥大井湖上駅は「行くまでの道のり」まで含めて楽しめる、奥大井を代表する絶景スポットです。
