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【キャンプ初心者向け】マットやピローの選び方徹底解説

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初めての宿泊キャンプだから、寝るために何が必要かわからない……。

寝袋があれば十分だと思っていたら大間違い!

年20回以上キャンプしているみーこが必要な寝具とその選び方、さらにはおすすめ商品を紹介します。

この記事を読んだら、揃えるべき寝具がわかって、キャンプで快眠することができます!

寝具はキャンプの満足度を大きく左右する!

寝具は、キャンプの満足度を大きく左右するので、重要な道具です。

その理由としては、主に3つあります:

寝れないから疲れてしまう

寝心地が悪いと、なかなか眠りにつけず体が疲れてしまいます。

せっかくの爽やかなキャンプの朝を、疲れて過ごしたくないですよね。

休日は元気に過ごしたい!

だからこそちゃんと寝られる寝具を揃えることが重要です。

暖かさが不十分だと風邪をひく

キャンプ場の多くは人里離れた山奥にありますが、そういう場所は夜は冷え込むもの。

しかしそれを想定せずに薄着・軽装備で寝ると、風邪をひいてしまいます。

せっかくのキャンプで体調不良になりたくないですよね。

適切な暖かさの寝具を選ぶことが大事!

体が痛くなる

しっかりとした寝心地の寝具じゃないと、「イタタタ……」と言いながら朝起きることになりますよ。

硬すぎる寝具で寝ると、腰や背中がバキバキになることでしょう。

片付けも残っていますから、体を痛めるわけにはいきません!

キャンプ初心者向け必要な寝具チェックリスト

キャンプで必要な寝具をチェックリスト化しました。

以下の寝具は絶対に必要になります:

必要な寝具

  • マット
  • 寝袋・シュラフ

以下の寝具はあればより快適な夜が過ごせます:

あったらいい寝具

  • 枕・ピロー
  • 耳栓
  • 電気毛布or湯たんぽ(冬のみ)

必要なのはわかったけれども、どう選べばいいかわからない方はこれより各項目で解説していきます!

その他寝具以外のチェックリストも見たいという方はこちらをチェック!

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マットは色々な役割を持つ!選び方紹介

マットと呼ばれるのは、寝袋の下に敷くものです。

主に、断熱と寝心地良くすることを役割としています。

つまり、マット次第であなた朝起きた時に腰が痛むかが大きく関わっています。

ひとり女性
自分に合うマットでキャンプでを快適にしましょう!

マットの選び方は主に5要素あります。

マットを選ぶポイント

  • R値(断熱性)
  • 寝心地の良さ
  • 大きさ
  • 携帯性・収納性
  • 組み立てやすさ

ひとつひとつ解説していきます!

R値:断熱性を表し暖かさを左右する

R値というのは、断熱性を表す数字で、大きい数字ほど断熱力が高いことを意味します。

断熱力が高いということは、寒い時は地面からの冷えをブロックし、暑い時は地面の暑さをブロックするということです。

真冬にキャンプする予定の場合は4以上(降雪地などの厳しい寒さが予測されるところでは6以上)、春秋キャンプなら2以上のR値のマットを購入するのがいいでしょう。

季節おすすめR値
春秋2以上
4以上
厳冬6以上

寝心地の良さ:快適性爆上げのためには重視

キャンプの満足度を左右すると言っても過言ではないのが寝心地。

次の日の朝起きたら腰が痛い、なんてことではキャンプが台無し!

自分に合った柔らかさのマットを選んで、快適に寝られるようにしましょう。

寝心地の良さはマットの種類に結構依存するので、それは後ほど紹介しますよ!

マットの大きさ:何人で寝る?

何人で寝るのか、ひとりあたり欲しい広さで当然マットの大きさは変わります。

一般的にはシングルサイズとダブルサイズがあります。

ですが、一人でも広く使いたいならダブルサイズを使用することも十分可能でしょう。

ひとり女性
何でもゆとりがあると快適ですね!

携帯性・収納性:持ち運びのストレスを左右する

マットを広げたままキャンプ地に持って行ける人はかなり少ないでしょう。

特に公共交通機関や徒歩でキャンプ場まで移動する人は、コンパクトであることは必須条件です。

また、基本的にはマットは何らかの収納袋にしまって持ち運ぶことが多いのですが、この収納袋がマットと比較してタイトだと片付けがストレスフルになります。

ゆとりある収納袋かどうかは、口コミなどをみるといいでしょう。

組み立てやすさ:準備に費やす時間を減らせる

携帯性・収納性がいいマットの多くは、マットを広げて空気を入れるなどの組み立て作業が必要になります。

キャンプしにきたのに、マットを組み立てるのに時間と労力はあまり使いたくないですよね。

マットが実際に使える状態になるまでにかかる労力は、地味にストレスになってくるポイントです。

マットの種類は4種類!各ベスト商品紹介

以上の5要素を踏まえた上で、自分に合ったマットを4種類のマットから選んでいきます。

R値寝心地大きさ携帯性組み立て
ウレタンマットシングル⚪︎
エアーマット⚪︎⚪︎シングル
ダブル
△(エアーポンプ使えば⚪︎)
インフレータブルマットシングル
ダブル
コット⚪︎(*)⚪︎(*)シングル⚪︎
(*)後述しますが、マットを組み合わせる方が良いです。

①ウレタンマット

軽くて小さく畳めるのが嬉しいウレタンマット。

銀色の反射板が断熱性を高くしてくれています。

R値は低いものから高いものまであり、値段も良心的なものがあります。

携帯性はとても高いですが、そのためかなり薄く、寝心地は微妙だと個人的には思っています。

R値
寝心地
大きさシングル
携帯性⚪︎
組み立てやすさ

すぐに広げてすぐに畳むことができてスペースを取らないのが魅力的なこちらの商品。

他マット種類と比較して寝心地は劣るかもしれないが、それ以外は全て最強です。

比較的どんな環境でも寝られる方、コンパクトに荷物を済ませたい方、設営・片付けに手間をかけたくない方におすすめです。


②空気で膨らますエアーマット

空気で膨らますタイプのマットです。

移動中はとてもコンパクトで、キャンプ場に着いたら空気を入れて膨らませます。

空気を入れるのは結構大変ですが、電動のエアーポンプを使えばこの労力は軽減できます。(結構うるさいですが)

マットに穴が空くとクッション性ゼロになってしまうため、万が一のために穴を塞ぐガムテープなどを持っておくとグッド!

R値⚪︎
寝心地⚪︎
大きさシングル
ダブル
携帯性
組み立てやすさ

コンパクトさと寝心地を兼ね備えたこちらの商品。

足踏みで膨らますことができるので、手よりも楽ちん!

エアーだから柔らかさがしっかりとあり、寝っ転がったら底をつくことがなく寝心地GOOD!


③インフレータブルマット

クッションと空気式のマットを組み合わせたものがインフレータブルマット。

高さを出すためには空気を使うが、体が触れる部分はクッションのため寝心地が抜群!

ただクッションが含まれているからこそ、かなり嵩張って車が持ち運びに必要になるでしょう。

エアー式のマットと同様に、空気を入れるのは大変ですが、ポンプを使えばその労力は減らせます。

R値⚪︎
寝心地
大きさシングル
ダブル
携帯性
組み立てやすさ

もう1年以上使っているこのインフレータブルマットは家のベッドと変わりないくらい寝心地がいいんです!

栓を開けて放置すれば7割くらいは勝手に膨らむので、そこからは何回か手動で膨らませれば組み立て完成!

片付けるのがちょっと大変ですが、慣れれば比較的短時間で畳めるでしょう。

車でキャンプに行く人にとってはかなりおすすめのマットです!


④コット

地面にマットを敷くのではなく、一段高いベッドのように寝られるのがコット。

ベッドの脚があるため大きめになりがちで、車での持ち運びが必要。

一方すぐに広げられるため、組み立てやすさは抜群です!

地面の上に直接おけるので、グランドシート(地面の上に敷くシート)が不要なので、掃除が楽ちん!

(*)にて記載しましたが、生地1枚のため寒かったり、寝心地がもう一歩とコット単体では快適ではないかもしれません。そこで断熱性、寝心地を向上させるため、マットを組み合わせたりします。上記のマットとの組み合わせを考えてみるといいでしょう。

R値⚪︎(*)
寝心地⚪︎(*)
大きさシングル
携帯性
組み立てやすさ⚪︎

WAQ公式サイトでも、かなり高評価なこちらのコット。

寝心地がいいというコメントが特に多く見られます。

コットのサイドにはものを引っ掛けられる輪っかもあるので、色々な役割をこなせて一石二鳥!

高さも比較的あるので、ベンチ代わりにも使えそうですね。

寝る時の暖かさを左右する寝袋・シュラフの選び方紹介

シュラフとも呼ばれる寝袋は、掛け布団の役割を果たし、快適な睡眠には必須のアイテムです。

以下のような選び方があります:

シュラフを選ぶポイント

  • 使用温度帯
  • 大きさ
  • 洗濯性
  • デザイン
  • 形状
ひとり女性
早速各ポイントを見ていきましょう!

季節によって違う!使用温度帯

どのシュラフも、適切な使用温度帯が書かれています。

夏に冬用を使ったら暑すぎますし、夏に冬用を使ったら凍え死にます。

適切な温度帯のシュラフを使うのがいいでしょう。

後々紹介するマルチスリーピングレイヤーという商品は3枚の布団で構成されているので、季節によって枚数を調整することも可能!

私は寒がりなので、表示の温度よりも高めの温度で見積もるようにしています。

例えば、10℃のところにキャンプに行く場合、使用温度帯に5℃が含まれているものを選びます!

ゆったりと過ごしたいなら大きさ重要!

シュラフもマットと同様に、一人用サイズと二人用サイズがあります。

また、体を包み込むような寝袋は、タイトめなものからゆったりしたものまであります。

あなたが寝るスタイルに応じて大きさを選びましょう。

汚れたら洗いたい!洗濯性

寝汗をかいたら、その寝袋を洗いたいですよね。

洗濯できるかどうかはシュラフの重要な選ぶポイントになると思います。

私はコインランドリーの大型洗濯機で定期的に洗っていますよ!

かわいいデザインならテンションアップ!

見えるものだからこそ、色や柄などのデザインも気になりますよね。

自分の好みのデザインのものを見つけて映え空間を作れば楽しいキャンプになるはず!

包み込まれたいなら形状を意識!

シュラフには主にマミー型と封筒型の2種類の形状があります。

マミー型は頭までをも包み込むことができる、王道の形状の寝袋です。

顔近くまで包み込めるので、外気を取り込みたくないような冬には特におすすめです。

BUNDOKのマミー型寝袋は、真冬でも対応できるほど暖かいのでおすすめです!


封筒型は、その名の通り四角い形状で比較的ゆとりのある構造になっています。

チャックをひらけば掛け布団のように使うこともできるので、暑い時は布団を剥ぐことも可能。

複数人数用のものがありますよ!

おすすめ商品はコールマンのマルチレイヤースリーピングバッグ

3枚の布団で構成されているため、気温に応じて調整が可能。

こちらの商品はキャンプを始めてから買い替えてない数少ないアイテムのひとつです。

冬も夏もこの商品を使用してキャンプしています!(ただし、冬は電気毛布を下に敷くこともあり)

洗濯もできますよ!(乾燥機は不可)

枕があればより快適になる!選び方紹介

なくても寝られる人もいるかもしれませんが、枕は快適な眠りには必要不可欠でしょう。

キャンプで使う枕はどのように選べばいいのかを解説します。

コンパクトに折りたためる枕は最高

キャンプ用の枕のは、通常の枕よりもコンパクトだから持ち運びやすいことが重要です。

枕という最悪なくてもいいグッズに場所を取るのはストレスフルですからね。

もちろん、何よりも寝心地を優先したい方は、家の枕を持ってくるのもいいでしょう。

寝心地が良くなければ意味がない!

寝心地が良くなければ、枕を使う意味がありませんよね。

柔らかさや高さなどがあなたにぴったりな枕を見つけるのが、寝心地につながるでしょう。

臭い枕は嫌だ!洗濯できるかどうか

キャンプではどうしても汗をかきますよね。

しかも、必ずしもシャワーを浴びられるとは限らない。

そうすると、枕が臭くなってもおかしくありません。

枕カバーを外して洗えるものがいいでしょう。

4種類以上試して編み出したベスト枕紹介

すでに4種類以上の枕を試してきたのですが、最も寝心地がいい枕をご紹介します。

こちらの枕は、Oregonian Camperとじぶんまくらのコラボ商品

なんと、中身のワタなどを入れ替えることができるので、自分好みの硬さ・高さに調整できるのです!

普段使いもできるくらい、これは寝心地がいいに決まっています!

カバーも外して洗えるので、心配事は全くないですね。


半分に折りたたんだTHERMARESTの枕

こちらは寝心地が良くてかつコンパクトさを求める方におすすめのTHERMARESTの枕

半分に折りたたむことができるので、使う時よりコンパクトに持ち運べるのが特徴。

空気で膨らますタイプの枕ではないため、寝返り打つ時に「キュイキュイ」という音も鳴らず、寝心地も抜群!

カバーも外して洗えるので、キャンプにはもってこいの枕です!

冬には暖をとるグッズも必要

冬用のシュラフを持っていたとしても、寒い時もあるかもしれません。

そういう時は、湯たんぽや電気毛布などがおすすめです。

足元がとにかく暖かい湯たんぽ

湯たんぽは、かなり暖かい暖房グッズです。

お湯を作って補充する必要があるので手間はかかりますが、シュラフの中に入れればかなり暖まります。

ストーブを持ち運んでいる人は、ストーブの上に直接乗せて温められるタイプのものを購入しています。

そうすればお湯を補充することなく、ストーブに乗せればまた暖かくなるので手間要らずですね!

全身を暖かく!電気毛布

電気毛布は、充電式のものを使うか、電源付きサイト・ポータブル電源が必要になります。

湯たんぽのようにお湯を補充をする必要はないため、手間が少なく楽に暖かくいられます。

私はポータブル電源+電気毛布を使用していますが、タイマー付きの電気毛布を使用することによってポータブル電源の充電が全てなくなることを防いでいます。

私はワット数が小さくて電気の消耗が抑えられるこちらの電気毛布を使用しています!

ふわふわで、普段家でも十分に使えてとても気持ちいいですよ!

音が気になる人は耳栓もあり

キャンプ場に行くと風や雨の音、子供が寝れなくて泣いている声などが聞こえてきます。

音に敏感な方は、耳栓を持っていくのもいいでしょう。

まとめ

キャンプ行く際に必要な寝具とその選び方を紹介しました。

必要な寝具

  • マット
  • 寝袋・シュラフ

あったらいい寝具

  • 枕・ピロー
  • 耳栓
  • 電気毛布or湯たんぽ(冬のみ)

寝具が不十分だと、寒過ぎて死にかけることなんかも考えられるので、要注意ですよ!

キャンプ行く際はしっかりと準備して、安全で快適な時間を過ごしましょう。


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