私が今まで19ヵ国旅行した中で最も感動した絶景がエアーズロックです。
おすすめの旅行先を友人・知人に聞かれたら、全員に人生に一度は行くようおすすめしているくらいの推しスポットです。
エアーズロック(別名:ウルル)に旅行で行くことを検討している方に向けて、エアーズロックの基本情報を紹介します。
エアーズロックを周る場合はレンタカーが私のおすすめなので、レンタカーを検討している方はぜひこちらの記事も合わせてお読みください:
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参考【エアーズロック旅行】レンタカーで行こう!値段、借り方、周り方まで紹介
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目次
エアーズロックの基本情報
エアーズロック(Ayers Rock)は中央オーストラリアのウルル・カタジュタ国立公園内にある世界で2番目に大きい一枚岩です。
周長9.4km、高さ348mもあり、自然の偉大さを感じさせます。
エアーズロックは世界的に有名であるため多くの写真や映像をみたこともあるかもしれません。
しかし、この雄大さと迫力は写真で表すことは不可能だと実際に行ってみて感じました。
人生に一度は行ってほしい場所です!
オーストラリアの先住民であるアボリジ二にとってウルルはとても文化的に重要で神聖な場所です。
よって、決してぞんざいに扱ってはなりません。
日本ではエアーズロックという名前が浸透しているものの、現在オーストラリア政府はアボリジニの方々に敬意を払うためにアボリジニ名である「ウルル」を正式に使用しています。
この記事では、知名度の都合上「エアーズロック」を使用しますが、ウルルという名称があることも覚えておいてください。
エアーズロックの見どころ
エアーズロック
もちろん見どころはエアーズロックです。
その大きさと美しさに圧倒されるでしょう。
時間帯によって様々な色に変貌するので、ぜひ見届けてほしいです。
カタ・ジュタ
エアーズロック・カタジュタ国立公園内にある、カタ・ジュタもメインの見どころのひとつ!
カタ・ジュタはエアーズロックの一枚岩とは異なり、丸っこくて大きい岩が集まった岩山です。
岩の間や周りをハイキングすることができて、色々な景色を楽しめます。
キングスキャニオン
『世界の中心で愛を叫ぶ』のロケ地にもなったのがキングスキャニオンです。
このスパンッと誰かが包丁で切ったかのようなに真っ直ぐ垂直な渓谷が特徴的です。
高さ100mもある大きな渓谷はとても迫力があります。
エアーズロックから車で約2、3時間はかかりますが、時間に余裕がある方にはかなりおすすめです。
高所なのに自然のままをなるべく維持するために柵はないので、登る際はくれぐれも安全には注意してください。
エアーズロック旅行はなぜおすすめか
絶景が見られるから
大きな自然の岩の周囲には何もない対照的な姿が絶景を生み出します。
朝日や夕日に照らされることによって色を変えるウルルは、「ただの岩」であるにも関わらず、色々な表情を見せてくれて、飽きはしません。
私が今まで行った旅行の中で、エアーズロックが最も感動した絶景です。
自然を感じられるから
何もない砂漠地帯に突然現れる巨大な一枚岩。
大きい岩を作れる自然の偉大さと、周囲には何もないという自然の不思議を肌で感じることができます。
エアーズロックはとても大きく、自分たちがどれだけちっぽけなのかを味わせてくれます。
自分の悩みも全部小さいな、と思わせてくれます。
さらに、夜には無限に広がる星空を見ることができます。
自然のスケールが全て大きいんです!
おすすめ旅行時期
おすすめ旅行時期は5月~9月、その中でも特に5月と9月です。
オーストラリアは南半球にある国のため、日本とは四季が逆の時期にあります。
つまり、5月~9月は、オーストラリアの冬にあたります。
この時期がおすすめな理由は、2つあります:
①涼しいから
エアーズロックの夏は平均最高気温が35℃であり、この中で観光するとなると気が滅入ってしまいます。
エアーズロックの冬は、昼間は20℃近くまであがるので、観光するのに最適な時期です。
夜間は0℃近くまで下がるものの夜間に観光するものは星空くらいしかないので、星空をみたら部屋でぬくぬく過ごしましょう。
②ハエが少ないから
エアーズロックというのは内陸部の砂漠地帯なので、湿度がとても低いです。
その結果、夏のカラカラな時期には、何十ものハエが水分を求めてなんと口の中や鼻の中まで侵入してきます。(気持ち悪い・・・)
それらハエをよけるためには、ハエよけネットつきの帽子が必須アイテムとなるでしょう。
ハエよけネットが視界を遮るので、絶景を見たときの感動が半減してしまいます。
ハエを避けるためにも、ウルルは冬に行きましょう!
5月~9月の中でも、6月~8月は世界的に夏休みシーズンなので混雑しているため、おすすめ旅行時期は5月と9月です。
おすすめ旅行期間
3泊4日はエアーズロックに泊まることをおすすめします。
初日と最終日は移動日にあて、中2日で観光をするのがベストです。
1日はエアーズロックを観光し、もう1日はカタジュタを観光するのがいいでしょう。
せっかく遠いオーストラリアまで行くのであれば、ウルルだけではなく他のオーストラリアの街にも観光するのもありですね。
私は5泊8日の旅をしましたが、その旅程は後述しますのでぜひ参考にしてみてください。
エアーズロックへの行き方
エアーズロックの最寄り空港はエアーズロック・コネラン空港ですが、残念ながら日本から直通便はないので、飛行機を乗り継ぐ必要があります。
韓国などで追加の乗継をしない限りは、カンタス航空(ワンワールド)かジェットスター航空を利用することになるでしょう。
2023年8月現在では、エアーズロック空港から直行便が出ているのはオーストラリアのケアンズ、ブリスベン、シドニー、メルボルンの4都市です。
そのうち、週に6便以上運行しているのはシドニーとメルボルンのみなので、スケジュールと乗り継ぎ地には注意する必要があります。
自分の旅程に合わせて航空券を検索してください。(私は【Trip.com】で予約 しています。)
ちなみに私は、総合的な費用を抑えるためにウルルの空港ではなく、300~400kmほど離れたアリススプリングス空港から、レンタカーで行きました。
詳しい情報は以下のレンタカーで行く方法を解説しています:
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エアーズロックでの交通手段
エアーズロックは大自然(砂漠)のど真ん中にあるので、公共交通機関はありません。
空港に到着してからは、3つの交通手段があります:
①レンタカーを借りる
私の一番のおすすめの方法がレンタカーを借りることです。
公共交通機関がなくても、自分の車があれば、自分自身のスケジュールに合わせて観光をすることができます。
自由度が最も高いうえに、荷物を運ぶのも楽なので、レンタカーは最もおすすめな移動手段です。
レンタカーの値段など詳しい話は以下記事で解説しているので、ご覧ください。
ただし、レンタカーはとても人気なので、早めに予約する必要があります。
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②観光バスを利用する
空港から宿までは無料のシャトルバスがあるので、それを利用するのがお財布にも優しいでしょう。
宿からエアーズロックまでは、有料の観光シャトルバスを利用することができます。
往復約5,000円から、色々なルートや回数(往復1回なのか乗り放題なのか)のプランがありますので、ぜひこちらのサイトを参照して計画を練るといいでしょう。
ただし、このシャトルバスは時間がとても限定されているため、思うように計画を立てられないかもしれません。
そして一番怖いのが、このバスを逃した時にどのように帰るか・・・生命の危機を感じます。
自由に観光するのであれば、やはりレンタカーを借りることをおすすめします。
③ツアーを利用する
ツアーに参加する場合はHISなどの旅行会社が提供する日本からの航空券代やホテル代も込み込みのツアーと、現地での交通・案内のみのツアーがあると思います。
日本語で全て安心安全に移動したいのであればHISなどの旅行会社による日本人向けのツアーがおすすめです。
英語でもよければよりお手頃に予約できる現地ツアーをおすすめします。
VELTRAのエアーズロックツアーでは日帰りのツアーから宿泊込みのツアーまで様々なエアーズロック現地ツアーを用意しているので、一度見てみる価値大アリです!
ガイドさんによる解説が欲しい方、旅行の事前準備を省きたい方、運転ができない方にはツアーを利用するのをおすすめします。
エアーズロックでのおすすめ宿泊エリア
エアーズロックには、エアーズロックリゾートという宿泊エリア1つしかありません。
このリゾート内にはホテルが5つありますが、すべてが同じ企業によって経営されているため競争がなく、1番安い宿でも高いです。
ちなみに、エアーズロックリゾート外には宿泊施設がありません。
私は最も安い宿であるOutback Pioneer Lodgeに泊まりましたが、はっきり言ってあまり快適ではなかったのでおすすめはできません。
しかし、ただでさえ高い航空券代を考えると、ホテル代を節約したくなります。
もし予算が豊富にあるのであれば、もっとランクが上のホテルをおすすめします。
詳しくはエアーズロックリゾート公式サイトを参照してください。
Outback Pioneer Lodge
バストイレ共同の4人共同部屋で、1人1泊5,000円しました。
他人との共同部屋は嫌だったので、3人で4人分払い部屋を貸し切ってこの値段でした。
部屋には二段ベッドが二台、冷房・暖房、布団とタオル人数分がありました。
シャワーとトイレは屋外に共同のものがあり、そこにはシャンプーとボディーソープがありました。(歯磨きセットはないので持参してください)
屋根と壁はあるけど外気と通通なので、冬の朝晩はとても寒かったです。
しかも、お湯の量が限られているようで、シャワーのピーク時間(夕日エアーズロックを見たあと)はお湯が残っていませんでした。
初日の反省を踏まえ、2日目以降は15時にシャワーを浴びました。
お湯でシャワーを浴びたい場合は、15時にはシャワーを浴びることをおすすめします。
食事に関しては、ホテル敷地内に色々なレストランやカフェがあります。
しかし、オーストラリアは物価が高いので、日本人からするととても高く感じてしまいます。
もし節約するのであれば、リゾート内にあるスーパーで食材を買い、共同キッチンで自炊するのがいいですね。
自炊のために必要な調理器具はホテルから借りることができますが、デポジットはとられます。
調味料はキッチンに置いてありますが、それはホテルが提供しているものではないので、使用の際は自己責任でお願いします。
私は朝ごはんにフレンチトーストを作り、昼ごはんはサンドイッチを作ってハイキング中に食べ、夜ご飯はレストランでオーストラリア料理(カンガルー肉など)を食べました。
まとめ
私がエアーズロック旅行に行ってみなさんに伝えたいことをすべてこの記事に詰め込みました。
まとめると以下の通りです:
- エアーズロックは美しく、人生で一度は絶対に見に行くべき
- 5月~9月の間で、3泊4日は最低でも確保するべき
- レンタカーを借りるとより自由に観光ができておすすめ
レンタカーでエアーズロックを周る場合の注意点を以下記事に詳細にまとめたので、ぜひご参照ください:
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