絶景キャンプ場として、頭ひとつ飛び抜けていると言っていいふもとっぱら!
富士山全景を眺めてキャンプする魅力は初心者、上級者問わず惹きつけます!
しかし、その大人気と裏腹に過酷な自然環境も待ち受けます。それは強風です。
別名テントの墓場とも言われ、壮大な富士山の絶景と引き換えにキャンプを途中断念せざるを得ないキャンパーも続出しています。
本記事では、過酷な自然環境環境に身を置いてみて、富士山の絶景を納めるノウハウをお届けします。
目次
ふもとっぱらの基本情報
静岡県富士宮市にある広大な草原で全面フリーのオートサイトのキャンプ場です。
最大の魅力は前述した通り、
「富士山の全景を間近で眺めることが出来る」
ことです。
通年営業していますが休日の予約が毎週いっぱいで予約も大変な有名キャンプ場ですね。
基本情報も以下に載せておきます。
ふもとっぱらの基本情報
住所:〒418-0109 静岡県富士宮市麓156
チェックイン:8:30
チェックアウト:14:00
料金:大人1名1000円、子供1名500円、普通車1台2000円
キャンセル料:キャンプ場は無料(ただし要連絡)
ゴミ回収:有料であり(1袋500円)
公式サイト:https://fumotoppara.net/
ふもとっぱら攻略法
ふもとっぱらはとても広大なキャンプ場で、自然環境も厳しいです。
より良い富士山の絶景を堪能するためには、以下の攻略は必要でしょう。
ふもとっぱら攻略ポイント
- テント設営位置
- 風対策
- 防寒
テント設営位置
ふもとっぱらはとても広大な土地なので、移動が大変です。
特に、トイレや水道までの距離が遠いと、憂鬱な気分になってしまいます。
よって、多少混んでいても、トイレや水道が近い位置に設営することをおすすめします。
私は富士山がよく見えそうで人が比較的少なかったCサイトに設営したのですが、水道からもトイレからも遠く、寒い中移動するのが辛かったです……。
一方、ゴミ捨て場は出口に近いところにあるのですが、焚き火の灰を車に乗せたくなかったため、片道10分歩いて捨てに行きました。
灰を捨てるだけのために往復20分…灰を車に乗せる工夫が必要です。
風対策
ふもとっぱらはとにかく風が強く、突風が吹きます。
なぜなら、遮るものが何もないからです。
私が行った風対策は以下の通りです:
ふもとっぱらでの風対策
- 風に強いテントを持っていく(一般的にはワンポールテントや、背の低いテント)
- 鍛造30cmペグをしっかりとうつ
- ガイロープも全て張る
- 車を風除けとしてテントの横に駐車する
- タープは張らない
私が使ったテントは、QUECHUAのエアーテント。
こちらのテントは公式サイトによると60km/h(風速16.7m/s)に耐えられるように設計されています。
実は他のメーカーだと耐水性能は書いてあるものの、耐風性能はあまり書いてないんですよね。
エアーテントなので組み立てるのもとても楽なので、強くお勧めしたいテントです!
防寒対策
ふもとっぱらの冬はとにかく寒い……!
私が行ったのは11月中旬でしたが、なんと雪が降ってきました……。(つもりはしませんでした)
電源サイトはないので、以下のような対策を取る必要があります:
防寒対策
- ストーブを持っていく
- ポータブル電源+電気毛布を持っていく
- 焚き火をいっぱいする
- 温まる料理を作る
- 厚手の銀マットを持っていく
- 厚手の寝袋を用意する
- 暖かい服を持っていく
ちなみに私はストーブを持っていないので、ポータブル電源(300Wh)+電気毛布+寝袋+銀マットでしのぎました。
後ほどこれらも紹介したいと思います。
実際行ってみた レポート
ふもとっぱら到着!
8:00チェックインにも関わらず、13:30に着いた私。
遅れていたため、並ぶことはありませんでした。
入口ゲート、車のナンバーで認識され、車に乗ったままチェックイン。
進んでいるキャンプ場ですね!
場所選び
チェックインの時間が遅かったのと、土曜日だったので、かなり人がいました。
テントが建てることができて、トイレや洗い場がそんなに遠くないところにしました。
それでもトイレまで結構歩いたので、もう少しトイレに近くしても良かったなーというのが反省点です。
富士山の景色は正直どこからでもよく見えるので、景色で選ぶ必要はないと感じました。
ふもとっぱら散策
小腹が空いたので、金山テラスというふもとっぱら内のおしゃれカフェでテイクアウトバーガーを注文。
待っている間も、富士山の絶景を見ることができます!
売店では薪を購入、そして見てるとプリンが美味しそうだったのでついつい買ってしまいました。
テントで雪+風到来!
散策から戻ってきたら、風がめちゃめちゃ吹き始めました。
白いのも舞っていて、なんだ!?と思ったら雪でした、、
前の人のテントがもうすぐ吹き飛ばされるんじゃないかって状態で、恐怖を感じました。
他人事ではないので、私のテントもペグの点検、緩んだ箇所の打ち直しをしました。
ちなみにこちらは私が使用したQUECHUAのテントです。
車も風避けになるポジショニングにしました。
それでテントの中でバーガー、プリンをコーヒー入れて、カフェタイムしました!
夜ご飯
風少し落ち着いてきたので焚き火、ご飯の準備開始。
いつのまにか少し寝てましたね。すっかり暗くなりライトつけて、車とテントで風避けできる場所で焚き火を設置です。
焼肉とご飯!シンプルにこれが美味しいのです笑
しかし、冷えてきてしまったので途中自販でラーメン買って、つくって、さらに熱燗してあったまりましたー!
寝る準備開始
洗い物をしてから、洗い場でそのまま歯磨きもしました。(移動が面倒なので)
洗面所には結構人がいて、寂しくなかったです笑
就寝
ふもとっぱらでは22時以降はサイレントタイムとなっていますので、ちょうどこの時間に就寝。
気温は0度だったかと思います。やはり寒いです。
準備はしてきました。ポタ電と電気毛布と銀マットと寝袋によって、ぐっすり眠りました!
参考に私が使っているものをこちらで紹介します:
Jackeryの400Whポータブル電源は、私が持っている電気毛布なら寝ている間ずっとつけていても充電がなくなることはありません!
携帯もiPadもパソコンも全てこれで充電しています。
寝袋は万能なコールマンのマルチレイヤースリーピングバッグ。
こちらは3層の取り外し可能な布団でできているので、夏〜冬まで対応可能!
これ1つ持てば大体どこでも行けるでしょう。(真冬は電気毛布をプラス)
まとめ
ふもとっぱらはとにかく絶景であり、キャンパーの聖地!
しかし、楽しむためにもやはりしっかりと強風対策、寒さ対策、場所対策はしていきましょう。
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