仕事が忙しい日々の中で、ようやく取れた休暇。
でも、旅行の準備を始めた途端に「あれも必要かも」「これも持っていこう」と荷物がどんどん増えてしまう——。
結果、スーツケースはパンパン。現地でも荷物に振り回されて「リフレッシュどころじゃない」なんて経験、ありませんか?
重い荷物を持ち歩くことが大大大嫌いな一人旅好きみーこが旅行荷物を減らすための実践テクニックを紹介します。
目次
なぜ荷物を減らすと旅が変わるのか?
荷物が多いと、旅の自由度が下がります。
荷物が多いデメリット
- 移動のたびにスーツケースを気にする
- カフェや駅のロッカーを探す時間が増える
- 持ち運ぶのに疲れる
- 旅の「選択肢」が減る
私は箱根旅行中にとても大きいスーツケースで満員の路線バスに乗る旅行客を見ました。
ただでさえ満員なのに、荷物でさらに場所を取ると次のバス停で乗れない人も出てきて申し訳ない気持ちになりますよね。
せっかくの旅行中なのに人に気を使うのは心がリラックスできません。

荷物が多いと移動が億劫になって疲れやすいですよね……。
反対に、荷物が軽ければ、
荷物少ないメリット
- 思い立ったら寄り道できる
- 階段や電車移動もラク
- 「何を着よう」と悩む時間も減る
つまり、“荷物を減らすこと=自由な旅を増やすこと”。
「心の余裕」を取り戻すための第一歩でもあります。
ステップ①:荷造りの前に「旅の目的」を決める

まず最初に大切なのは、旅の目的を明確にすること。
荷物が増える原因の多くは、「念のため」持っていくアイテムです。
例えば:
- 写真を撮るのが目的 → ファッション重視
- 温泉で癒されたい → リラックスウェア中心、メイク用品は最小限
- 仕事+旅のワーケーション → PC・充電系を優先、服はシンプルに

目的が決まれば、必要なモノと不要なモノが自然と整理されます。
テーマを決めることによって旅行の計画も楽になりますよ!
ステップ②:服の選び方で8割が決まる
旅行に持って行くもので服が最もかさばる物です。
よって、服の選び方次第では荷物の多さが8割決まるでしょう。
1. 毎日違う服を着る必要はない

毎日違う服を着るとなると、宿泊日数が多いほどどうしても荷物が増えます。
しかし、汗かかない時期は毎日洗濯しなくても十分清潔でしょう。(特にボトムス)
つまり、2泊までの旅行ならボトムス1着とトップスは宿泊日数+1着分持っていればOK!
「ボトムス1着はちょっと……」と思う方は、タイツを日数分持っていけば直接肌に触れないから抵抗少ないでしょう。
例えば、2泊3日の春秋旅行だったら以下のものを持っていきます:
2泊3日秋旅行の持ち物
- スカートまたは軽いズボン1着
- トップス3着
- 下着3セット
3泊以上の旅行の場合は、手洗いするかコインランドリーやホテルの洗濯サービスを利用しましょう。
お金はかかるかもしれませんが、大きな荷物を持ち歩くよりは快適な旅行が過ごせますよ。
2. ワンピースは楽!

ワンピースはトップスとボトムスの2着必要なところを1着で済ませられるスペース節約アイテム!
海外旅行だといかにも日本人っぽくてセキュリティ上あまりおすすめはしませんが、国内旅行ならば特におすすめ!
特に夏はタイツを履かなくても快適に過ごせるのでおすすめです!
例えば、夏の2泊3日の旅行の洋服は以下の通りです:
2伯3日夏旅行の持ち物
- ワンピース1着
- ボトムス1着
- トップス2着
- 下着3セット
こちらは乾やすくて軽いワンピースで旅行にピッタリ!
3. 下着は3ペアまで
旅行初日に履いているものを含めて下着は3ペアまであればいいでしょう。
なぜなら、3泊以上の旅行であっても下着は宿で簡単に手洗いして干せるからです。
旅行用の手洗い用洗剤は以下のようなものがありますよ:
一方、海外旅行でシンクがそもそも水が貯められる仕様かわからない場合は袋付きの以下商品もおすすめ!
4. アクセサリーは多めに持ってもOK
せっかくの旅行だからおしゃれしたい!という方はアクセサリーを多めに持って行くのがおすすめです。
アクセサリーは洋服ほどかさばらないですが、おしゃれするにはとても有効です!
私は色々なピアスを持って行ってますよ!
5. 靴を持って行くならスニーカーを履いて行って荷物にサンダル
どうしても靴2足が必要になる場合、大体それは運動用と観光用の2種類だと思います。
運動靴の方がかさばることが多いので、それは履いていきましょう。
荷物にしまうのは観光用に使うサンダルなどにします。
ステップ③:化粧品・アメニティは半分でいい
女性の荷物を増やす大きな要因が「コスメ」。
はじめに、ホテルにアメニティがあるかどうかを事前に調べましょう。
もしあるのであれば、持参する必要がありません。
もし宿にないまたはこだわりがある場合は、ミニサイズで十分です。
● 旅行コスメの鉄則
ポイント
- 化粧水・乳液 → オールインワンジェルで代用。サンプルサイズでOK。
- ファンデ → クッションタイプ1個で済ませる
- メイク落とし → クレンジングと洗顔が一緒になったもので代用。サンプルサイズでOK。
- シャンプー類 → ホテルの備え付けでOK(気になるなら小分け)
特に私のおすすめはパウチ分けされたサンプルサイズのものを使用すること。
なぜなら、①携帯性が高く漏れる心配もない上に、②使い捨てであるため帰りはその分軽くなるということです!
私は以下のものを使用しています:
ステップ④:小物とガジェットを“最小限”にする
現代の旅で増えがちなのが、ガジェット類。
でも、必要なのは意外と少ないんです。
持っていくべき最低限リスト
- スマホ(カメラ代わりにも)
- モバイルバッテリー(コンセント一体型)
- 充電ケーブル1本
- イヤホン(ワイヤレス)
特におすすめのガジェット類
私が特におすすめなのはコンセント内蔵型のモバイルバッテリー。
これなら別でコンセント変換器を持っていく必要がありませんのでとても楽ですよ!
ものによってはUSB-Cのケーブルが内蔵されているものもあるので、さらに荷物節約!
USB-Cのケーブルは自動的に小さくまとまるこちらのケーブルがおすすめです!
ステップ⑤:バッグとスーツケースの見直し
旅行荷物を減らす人の共通点は、「バッグ選び」が上手。
● 1泊2日なら
リュック or トートバッグで身軽に!
私は以下のようないっぱい入るナイロンのトートバッグを持って行っています。
ナイロンは軽いので持ち歩かないといけない旅行には重宝しています。
しかし上記トートバッグで観光するには大きすぎますよね。
現地での観光のために、畳めるようなボディーバッグかショルダーバッグを持っていくことが多いです:
● 2泊3日以上なら
リュック or 機内持ち込みサイズ(36〜40L)でOK。
荷物を圧縮する「トラベルポーチ」を活用すれば、洋服3日分+小物もすっきり収まります。
私はトラベルポーチの代わりに、お気に入りの柄の風呂敷を使っていますよ!
5泊以上なら
5泊以上なら大きめのスーツケースが必要になるかもしれません。
私はワンルームの小さいアパートに暮らしているので、そういう大きいスーツケースが必要な場合はレンタルを利用します。
そうすればスッキリした家に住みながらも旅行に行くことができますよ!
ステップ⑥:実際に“減らせた人”がやっていること
荷物を最大限減らしたり、荷物によって行動が制限されないように私は以下のことを意識しています:
ポイント
- アメニティやパジャマがついているホテルを選ぶ
- チェックイン前・後に荷物を預かってくれるホテルを選ぶ
- 飛行機旅の場合は空港まで荷物を事前に送る
- 安いよりも楽な移動手段を選ぶ
- 1つ持ち物を減らすごとに、行動が軽くなると意識する
これらを習慣にすれば、自然と“軽く旅する人”になれます。
まとめ:軽く旅すれば、人生も軽くなる
荷物を減らすと、旅の景色が変わります。
- 身体が軽くなる
- 判断がシンプルになる
- 心に“余白”が生まれる
そしてその余白こそが、リフレッシュの本質。
「旅行荷物を減らすこと」は、
実は“生き方を整える”第一歩なのです。



