中国の紅河ハニ棚田はハニ族が1300年かけてつくった世界最大の棚田!
死ぬまでに行きたい絶景ですよね!!
でも情報がネットで少ないんです。。。
実際に弾丸で行ってきて、情報がもっとあったら良かったと思ったので旅行記形式で紹介していきます。
この情報を使ってみなさんも棚田の絶景を見にいきましょう!
目次
紅河ハニ棚田とは?
紅河ハニ棚田は中国雲南省のほぼ最南端に位置する紅河ハニ族イ族自治州にある棚田(段々になっている田んぼ)です。
ハニ族が8世紀頃からつくりはじめ、1000年以上つくられ続けたと言われている世界最大規模を誇る棚田です。
圧倒的といえるスケールの棚田で文化的景観の価値を認められ、2013年には世界文化遺産として登録されました。
紅河ハニ棚田までのルート
紅河ハニ棚田までのルートは決して楽ではありません。
私は中国に住んでいたため、国内からのアクセスでしたが、それでも結構難易度が高かったです。
はじめに、紅河ハニ棚田までの行き方の概要を紹介します。
詳しい交通手段に関しては、旅行記の章をご覧ください。
成田空港
直行便で約6時間で中国昆明へ
昆明長水国際空港
タクシーで30分ほどでバスターミナルへ
バスターミナル 昆明
バス移動6時間でより近いバスターミナルへ
バスターミナル 元陽 新街镇
現地ツアーを利用していざ観光
多依樹景区
現地ツアーを利用していざ観光
老虎嘴景区
元陽まで送ってもらい、来た道を戻る。
昆明長水国際空港
日本へ帰国
実際の旅行記
みーこが実際に行った際のタイムラインは以下の通りでした。
1日目0:00 | 昆明長水国際空港到着(乗り継ぎ便を利用) |
1泊目 | 昆明市内ホテル |
2日目8:00 | 昆明のバスターミナル出発 |
2日目16:00 | 元陽到着 |
2泊目 | Oness Resort Yuanyang Terrace(元阳万缮度假酒店) |
3日目7:00 | 棚田散策 |
3日目13:00 | 元陽発のバスがキャンセル。車で健水駅へ出発。 |
3日目17:00 | 健水駅で電車に乗る |
3日目19:00 | 昆明駅到着 |
3泊目 | 昆明市内ホテル |
4日目15:00 | 昆明長水国際空港出発 |
時間の制約とはいえ、弾丸でした。棚田散策にもっと時間を費やしたかったと思いました。
また、私が訪問した時に用意していた現地棚田エリアの散策時間は大体半日程度だったのですが、これが最大の反省ポイントでした。
詳しくは反省点の節へ!
成田空港
飛行機で、直行便と乗り継ぎ便があります。
直行便は2024年1月現在毎週月曜日に出ていて、6時間かかります。
↓
昆明長水国際空港
昆明(クンミン)は中国雲南省の省都です。
私は夜中についたので、空港から車で10分弱くらいの距離のホテルで仮眠しました。
早朝、起きてチェックアウトしてタクシーで30分くらい、昆明南部汽车客运站というバスターミナルの方へ移動しました。
タクシーを見つけるのが不安な場合は、事前に車をチャーターしておくと良いでしょう。
KKdayでは昆明市内での車チャーターが予約できるので、ぜひご利用ください。
↓
バスターミナル 昆明南
昆明には複数のバスターミナルがあります。
棚田がある元陽までの直行バスが出ているのは昆明南バスターミナル(昆明南部汽车客运站)なので間違えないようにしましょう。
昆明東バスターミナル(昆明东部汽车客运站)からも行くことは可能ですが、そちらの場合は个旧汽车客运站というバスターミナルで再度乗り継ぐ必要があるので、やはり南バスターミナルを利用することをおすすめします。
バスターミナルはとても広く、地図を見ながら歩きました。
「元陽 新街镇」行きのバスチケットを無事チケット売り場で購入しました。(この行き先をチケット売り場の人に見せればOK)
バス移動6時間
後半、山の中のガタガタ道が険しかったです。(現地民でも吐いていた方が2人いましたね……)
↓
バスターミナル 元陽 新街镇
宿までの道のりをどうしようかと考えていたら、ちょうど外国人観光客を対応してる現地の人からキャッチされました。
その人が開催している棚田ツアーに参加することにし、そのパックとして無事宿まで送迎してくれた。
棚田ツアーの種類が多かったため、宿に入ってからどの棚田ツアーに参加するか返事をするとした。
宿には車で10分くらいで到着した。
ちなみに街並みはこのような感じ
↓
(宿) Oness Resort Yuanyang Terrace (元阳万缮度假酒店)
元阳市新街镇哈尼小镇にあるOness Resort Yuanyang Terrace(元阳万缮度假酒店)というホテルに泊まった。
スリースターホテルで、外国人も宿泊可能なホテルでした。(中国は外国人が泊まれないホテルもあるので要注意)
ホテルの詳細・予約はAgoda から可能です!
部屋に入って、半日の中でできるツアーは何かと考えた結果、以下の車の移動をツアー会社の人に依頼することにしました:
- 日の出の時間のツアー
- チェックアウト後から昼までのツアー
↓
多依樹景区
日の出時刻30分くらい前で迎えにきてくれたので向かいました。
ガスっていて、棚田と日の出を見るのは外出たときから難しいと感じました。
奥地に行くにつれ雨になり、、、日の出の棚田を見ることは叶いませんでした。
もう1~2泊あればな……
↓
宿にて朝食とチェックアウト
↓
老虎嘴景区
朝とは別の棚田スポットに連れてかれましたがやはりガスで見れませんでした。
天気に恵まれません…自然系の絶景は必ず日数を確保して観光するべきだと再認識しました。
↓
景区の道中
景区の道中なんですが、気温が上がってきたからかガスが少し減り視界がひらけてきました。
もう少し待ち、更にガスは薄くなりましたがやはり自分の視界では全容はみれず…
しかし、ドローンを飛ばしたら、見ることが出来ました!
↓
満足も束の間、今度は帰りのバスが利用者がいないことで欠便になることが分かりました。。。
案内してくれた方が隣町までお金追加(600元だったかな)で送ってくれると言ってくれたのでそれに全力で乗りました!
↓
建水駅
隣町まで出て、そこからは電車で昆明駅まで帰りました。
日本でいう特急電車に乗り昆明に帰りました。
バスに乗る時間を最小限にしたい場合は、健水経由ルートだと分かりました。
昆明ー健水間を電車、健水ー元陽をバス若しくはタクシーを利用することが可能でしょう。
↓
昆明駅
やっと昆明駅に到着。
ハプニングはあったものの、無事なんとか帰ってこれました。
↓
昆明長水国際空港
空港から飛行機でレッツ帰宅!
反省点及び注意点
- 幻想的な絶景と言われているのは稲が植えられておらず水をはるような時期、おそらく1月〜4月かなと思います。私は1月に行ったのですが、ちゃんと水がはってました。
- 寒い時期でガスがでやすく悪天候の時間がほとんどで1日滞在だと見れないかもしれません(私みたいに半日とかもう絶望感)。個人的には余裕を持って3日ほど棚田エリアに滞在することを強くおすすめします。
- 写真に残すためにあったら良いアイテムはドローンです! 使ったドローンの説明はこちらから
- 道中の道は次第に未舗装になっていきます。ガタガタのため、酔い止めの服用や車酔いしても悲惨なことにならないよう袋を準備しましょう。
- 帰りの交通手段も忘れずに確保しましょう。
中国を旅行するなら絶対必要eSIM
日本語が通じない国に行く際は、携帯でGoogleなどを使って翻訳したり、Google Mapで行く先を見たくなりますよね。
ましてや今回の旅行みたいなハプニングが生じた際は、携帯は命綱に等しい。
中国ではLINE、Facebook、Googleなど我々が一般的に利用しているアプリをブロックするファイアーウォールを導入しています。
よって、中国のWi-Fiを使っても、これらのサイト・アプリを利用することはできません。
中国滞在中はそれらアプリを使用することができるようにするeSIMを購入することを強くおすすめします。
kkdayでは中国で使用できるeSIMを300円から多数販売しています。
その中でも「ファイアーウォール回避不要」と書かれたものであれば、新たにVPNなどを契約せずとも、ブロックされているアプリを中国国内でも利用できます。(ただし、TikTokは除く)
eSIMに対応していない機種・キャリアとご契約の方は、レンタルWi-FiやSIMカードも同様に購入できるので、ぜひKKdayをチェックしてみてください!
まとめ
なんとか棚田を見ることが出来ましたが、あと2日追加して、日の出、日の入を完璧な天気の日におさめたかったなと思いました。
自然遺産を見る際は、必ず日程に余裕を持って行くべきでしょう。
中国の紅河ハニ棚田は死ぬまでに行きたいと思えるくらい美しい場所なので、時間を作って忘れられない絶景を見に行きましょう!
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